《破邪詳弁》(読み)はじやしょうべん

世界大百科事典(旧版)内の《破邪詳弁》の言及

【淫祠邪教】より

…これらの宗教は,仏教,道教,マニ教などが習合し,多くは結社を作って,民衆反乱の温床となった。またその中には宝巻と呼ばれる経典を作って自己の教義を流布しようとしたものもあり,清代の地方官,黄育楩(こういくべん)は《破邪詳弁》を著して,これらに反駁している。秘密結社【砂山 稔】
[日本の淫祠邪教]
 《類聚三代格》に,〈京中街路〉で淫祀をまつることを禁断する官符(宝亀11年12月)があり,律令国家が,民間の巫覡と民衆の結びつきを危険視していたことをうかがわせる。…

※「《破邪詳弁》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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