世界大百科事典(旧版)内の硝子体動脈の言及
【硝子体】より
…硝子体は,眼底まで可視光線を到達させるほか,網膜を内側からささえて眼球の形状を維持し,水晶体,網膜などの代謝産物の通路ともなっている。発生上,眼球の成長,容積の増大などにかかわる重要な組織で,胎生第6週~7ヵ月までの間,ここには硝子体動脈があって,水晶体などに血液を供給するが,8ヵ月までには大部分消失する。
[硝子体の病気]
硝子体繊維は普通は見えないが,ときに網膜に影をつくり,自覚されることがある。…
※「硝子体動脈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」