世界大百科事典(旧版)内の硫酸カナマイシンの言及
【カナマイシン】より
…(化学式)1957年梅沢浜夫が長野県の土壌中の放線菌Streptomyces kanamyceticusの培養液から分離し命名した,ストレプトマイシンと同じアミノ配糖体に属する抗生物質。日本薬局方名は硫酸カナマイシンC18H36N4O11・xH2SO4。水溶性塩基性物質で,無色の結晶で,一硫酸カナマイシン(硫酸1分子を含むカナマイシン)は水に約360mg/ml溶ける。…
※「硫酸カナマイシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」