硬岩残丘(読み)こうがんざんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の硬岩残丘の言及

【残丘】より

…アメリカ合衆国ニューハンプシャー州のモノドノック山の例にちなみ,地形学者W.M.デービスが提唱した〈モナドノックmonadnock〉が,この種の地形の術語として定着している。ドイツ学派はRestbergと呼び,周囲より相対的に硬い岩石であるため浸食が遅れたものを〈硬岩残丘Härtling〉,浸食輪廻の初めから分水界の位置にあり続けたために突起しているものを源地残丘Fernlingとして二分した。日本では典型的な準平原がみられないので好例はないが,定高性の山稜から突出した山峰は,残丘の一種と解釈されている。…

※「硬岩残丘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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