《硯史》(読み)けんし

世界大百科事典(旧版)内の《硯史》の言及

【高鳳翰】より

…尚左生と号したゆえんである。詩集に《南阜詩鈔》があり,硯の収集家で著に《硯史》がある。【新藤 武弘】。…

【硯】より

…鳳池硯も全体の形が長方形に近づき,硯面の傾斜もしだいにゆるやかになる。 宋代は製硯史の上で一つの頂上を極めた時代である。ことに端渓硯と歙州硯は,この時代に固有の美しさを最もよく発揮し,他の諸硯の発達を促した。…

※「《硯史》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」