磯城県主(読み)しきのあがたぬし

世界大百科事典(旧版)内の磯城県主の言及

【磯城】より

…師木,志貴などにもつくる。《日本書紀》神武即位前紀には磯城邑(しきむら)がみえ,兄磯城(えしき),弟磯城(おとしき)という有力豪族がおり,後に弟磯城が磯城県主となったとある。磯城県は4~5世紀ころの成立とみられるが,その地域が中心となって奈良時代の城上(しきのかみ)郡,城下(しきのしも)郡ができる。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」