世界大百科事典(旧版)内の社会主義人民党の言及
【ロンバルド・トレダノ】より
…その支援は,メキシコがいまだ半植民地,半封建制で低迷しており,プロレタリア革命よりもまず民族解放が必要であり,したがって1910年革命に始まるブルジョア民主主義革命の完遂こそ当面の課題だとする〈段階革命論〉に基づくものであった。40年以後,穏健化した労働者連合内では実権を失っていき,48年人民党(のちの社会主義人民党)を結成,52年同党大統領候補,また連邦下院議員(1964‐67)を務める。また世界的にも,ラテン・アメリカ労働者同盟や世界労連の指導者として知られる。…
※「社会主義人民党」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」