《社会変動論》(読み)しゃかいへんどうろん

世界大百科事典(旧版)内の《社会変動論》の言及

【オグバーン】より

…第1次大戦中に生計費調査を手がけてのち,アメリカの行政機関の政策要求にかかわる理論および調査の枠組み開発に貢献し,学問領域を超えて社会変動の測定,技術革新の受容,物質文化の進歩に対する非物質文化の遅滞(cultural lag),家族の機能,人口移動,都市形成,政治の社会学などの問題に,問題発見―解決型のアプローチを試みた。主著《社会変動論Social Change:with Respect to Culture and Original Nature》(1922,新版1950)では,現代社会の文化変動の激しさの中で適応文化adaptive cultureの成熟が遅れ,社会問題を多発させているとしている。技術革新のスピードの制御とそれへの人間社会の適応を考えるためにも適切な文献といえよう。…

※「《社会変動論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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