《社会存在の論理》(読み)しゃかいそんざいのろんり

世界大百科事典(旧版)内の《社会存在の論理》の言及

【田辺元】より

…やがて昭和期に入ってマルクス主義が日本の思想界に強い影響を与えるようになると,これと批判的に対決しつつ,観念弁証法と唯物弁証法をともに超える〈絶対弁証法〉を主張した。そしてこの立場から34年に《社会存在の論理》を発表し,〈種の論理〉を提唱した。それは,西田哲学を批判して田辺哲学の独自の立場を明確にしたもので,西田哲学が個と全体(一般者,類)の関係をとらえるのに歴史的(現実的)媒介を欠くことを批判し,その媒介者として歴史的,具体的な社会存在(種)を導入するものであった。…

※「《社会存在の論理》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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