社会学的母(読み)しゃかいがくてきはは

世界大百科事典(旧版)内の社会学的母の言及

【父母】より

…子どもにとって多くの親は生物学的なつながりがあるとともに,それを前提として社会学的な関係が設定されるが,しばしば血のつながりがあるとされる父母とは異なる父母に社会学的関係を設定することがある。いま血のつながりがあるとされる父母を生物学的父,生物学的母,社会関係が設定される父母を社会学的父,社会学的母と呼んで両者を区別するとすれば,父母の意味についてより深い考察が与えられることになる。養子縁組は社会学的父母と生物学的父母とが異なる典型的な例であるが,このほかにも両者のずれはさまざまな形で認められる。…

※「社会学的母」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む