祇園の香煎(読み)ぎおんのこうせん

世界大百科事典(旧版)内の祇園の香煎の言及

【香煎】より

…江戸時代以前から大唐(たいとう)米と呼ばれた赤米(あかごめ)を主材料としてさかんに用いられたもので,《犬筑波集》には〈日本のもののくちのひろさよ たいとうをこかしにしてや飲ぬ覧〉の句が見られる。《合類日用料理抄》(1689)には,薏苡仁(よくいにん)(ハトムギの種子),サンショウ,陳皮,大唐米,ウイキョウ(茴香)を配合する製法が記載され,名物として知られた京都祇園の香煎はこれだとしている。また1587年(天正15)10月,豊臣秀吉が北野の大茶会を催したときの触れには〈茶なきものはこがしにても苦しからず〉とも見えている。…

※「祇園の香煎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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