世界大百科事典(旧版)内の祈狩の言及
【誓約】より
…記紀神話には天照大神(あまてらすおおかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)がたがいに子を成して神判を得ようとする行為が〈うけい〉と呼ばれている。なお祈狩(うけいがり),誓湯(うけいゆ)(盟神探湯(くかたち)),誓酒(うけいざけ)などさまざまな方法があり,誓湯などは訴訟事項に対する判決法として用いられていたらしい。しかし平安時代以降になると〈うけい〉はもっぱら他への個人的な呪詛行為を意味するようになった。…
※「祈狩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」