世界大百科事典(旧版)内の祓柱の言及
【祓】より
…〈はらひ〉は他動詞〈はらふ〉四段活用,〈はらへ〉は同下二段活用の共に連用形が名詞化したもので,前者は自分で祓い,後者は他人に祓わせる意味をもつ。一般に塵や埃を拭き払うように紙や麻の祓麻(はらいぬさ)で振り払う清めの所作をいうが,とくに罪や過ちに対する制裁として償い物(祓柱(はらえつもの))を科すこともあり,また禊祓(みそぎはらい)(禊)として水で身を清める方法を伴う場合もある。神事にあたって身心を清めるのを吉解除(よしはらえ),刑罰を科すことを悪解除(あしはらえ)とし,また6月と12月の晦日と大災厄の際とに大祓(おおはらえ)を執行する。…
※「祓柱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」