祖元(読み)ソゲン

世界大百科事典(旧版)内の祖元の言及

【無学祖元】より

…鎌倉中期,宋から渡来した臨済宗の僧。鎌倉円覚寺の開山。明州慶元府(浙江省)に生まれた。浄慈(じんず)寺の北礀居簡(ほつかんきよかん)について出家,ついで径山(きんざん)の無準師範(ぶしゆんしばん)に参じ,その法を継いだ。温州(浙江省)の能仁寺に住していたとき,モンゴル兵が寺に侵入し白刃をかざして迫ったが,無学は泰然として,〈乾坤孤(こきよう)を卓するに地無し,喜び得たり人空法亦空,珍重す大元三尺の剣,電光影裏に春風を斬る〉と偈を呈し,難を免れたという逸話は有名である。…

※「祖元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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