神の国運動(読み)かみのくにうんどう

世界大百科事典(旧版)内の神の国運動の言及

【賀川豊彦】より

…関東大震災のあと東京に移り本所にセツルメントを開き救済活動をはじめ各種の社会事業をおこした。労働運動,農民運動,消費組合・協同組合運動などを創始したキリスト教的社会主義者であったが,同時に松沢教会,イエスの友会を創立し,農民福音学校や神の国運動などを推進した大衆伝道者でもあった。さらにその著書が多く外国語に訳され,欧米やアジア諸国にしばしば招かれて伝道と講演をおこない,世界的にその名を知られた。…

【神の国】より

…近代においてカントが神の国を人格の完成としてとらえたのは,理性的倫理的立場からのものである。しかし20世紀に入って聖書の預言や終末論の持つ意義がよりよく認識され,実践的には近代の行きづまりの意識から,さまざまの仕方で〈神の国運動〉が起こっている。ドイツとスイスではC.F.ブルムハルトの影響下にラガツ,クッター,初期のK.バルトが立ち上がって資本主義の悪を攻撃した。…

※「神の国運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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