神の業(読み)かみのわざ

世界大百科事典(旧版)内の神の業の言及

【典礼】より

…しかし〈典〉は書物であるから,キリスト教では聖書を表し,〈礼〉は人のふみ行うべき神への奉献を意味するから,キリスト者の典礼の中心であるミサが〈ことばの典礼〉と〈感謝の典礼〉から成っていることをよく表している。教会はギリシア語でekklēsia(〈集会〉の意)と呼ばれるように,呼び集められた神の民であり,典礼はこの神の民が神の業を記念し,神にささげる共同の奉献であり信仰告白であるが,この呼び集める力,思い起こし記念する力,ささげる力,あかしする力は聖霊の力と考えられる。典礼におけるこの聖霊の働きは,エピクレシスepiklēsis(呼び求める力(こと))と呼ばれ,秘跡(サクラメント)の効果は,一定のことばとしるしのもとにおけるこの聖霊の働きの成果にほかならない。…

※「神の業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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