世界大百科事典(旧版)内の《神よわれらの皇帝を守りたまえ》の言及
【国歌】より
…ソ連も革命後は,帝政時代の国歌を捨てたのはいうまでもない。ハイドン作曲で有名な《神よわれらの皇帝を守りたまえ》も,政体の変化を受けている。これは1919年までがオーストリア国歌として使われ,22年からは歌詞が《世界に冠たるドイツ》に変えられてドイツ国歌となり,ナチスによるオーストリアの合併後はオーストリアでも歌われ,第2次大戦後は,歌詞を再び変えて西ドイツでのみ使われた。…
※「《神よわれらの皇帝を守りたまえ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」