《神道集成》(読み)しんとうしゅうせい

世界大百科事典(旧版)内の《神道集成》の言及

【神葬祭】より

…現行の神葬祭は近世の後期に排仏思想が高まるにつれて当時の仏葬祭に対抗して神道家や国学者が考案したものにもとづく。先駆的には徳川光圀が《神道集成》に神葬祭の儀式を編入してその普及を図り,神祇伯の吉田家も配下の神職とその嫡子の神葬祭を幕府に認めさせた。近世後期には国学の普及とともに全国各地の神職から神葬祭復興の運動が盛り上がり,明治維新後の廃仏毀釈の風潮のなかで政府は1872年(明治5)に初めて公式に神葬祭を認め,青山墓地などを造成してその普及を奨励した。…

※「《神道集成》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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