《祠曹雑識》(読み)しそうざっしき

世界大百科事典(旧版)内の《祠曹雑識》の言及

【寺社奉行】より

…《従事抄書》(東京都立大学付属図書館所蔵,水野家文書)は,勤方の定則や規矩となる心得的な史料で,寺社奉行所の職務内容を知る基本史料である。《祠曹雑識》(内閣文庫所蔵)は1834年(天保5)の成立で,慶長期(1596‐1615)から天保期(1830‐44)に至る寺社行政や訴訟に関する記録類のほか,見聞や沿革などの実に多様な記事がとどめられている。著者は1831年から37年まで寺社奉行を務めた間部下総守詮勝の家臣で,寺社役を担った者である。…

※「《祠曹雑識》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む