福音館書店(読み)ふくいんかんしょてん

世界大百科事典(旧版)内の福音館書店の言及

【絵本】より

…これによる底辺からの絵本に対する意識の掘起しは,のちの絵本ブームの基盤をなすものといえよう。そのなかで福音館書店の月刊物語絵本《こどものとも》は,日本の創作絵本の発展に大きな役割を果たし,それを舞台に赤羽末吉,瀬川康男,梶山俊夫,田島征三,中谷千代子,長新太,加古里子,安野光雅たちが登場した。赤羽は1980年に日本人として初めて,続いて84年に安野が国際アンデルセン賞画家賞を受賞,世界的に日本の絵本の評価を決定することになる。…

※「福音館書店」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android