世界大百科事典(旧版)内の科学技術政策委員会の言及
【科学技術政策】より
…国連における〈開発のための科学技術政府間委員会〉〈新・再生可能エネルギー政府間委員会〉などは総合的なものであるが,発展途上国援助につき国連開発計画(UNDP),国連貿易開発会議(UNCTAD),国連工業開発機構(UNIDO)などの機構において技術協力が活発化しており,また宇宙空間平和利用委員会,国連環境計画(UNEP)などの活動のほか,国際原子力機関(IAEA),国連食糧農業機関(FAO),世界保健機関(WHO),国連教育科学文化機関(UNESCO)等の専門機関が,それぞれ技術援助や情報活動を行っている。また経済協力開発機構(OECD)においては,科学技術政策委員会(CSTP)などいくつかの委員会で交流が行われている。 石油危機後に発足した主要先進国首脳会議の第8回会議(1982年,ベルサイユ)において,科学技術の問題が世界経済再活性化および成長の鍵を握るものとしてとりあげられ,作業部会を設けて具体的協力課題等について検討し,促進を図ることとなった。…
※「科学技術政策委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」