《科学理論はいかにして生まれるか》(読み)かがくりろんはいかにしてうまれるか

世界大百科事典(旧版)内の《科学理論はいかにして生まれるか》の言及

【発見】より

…何ごとか(事実にせよ,理論にせよ)を〈見いだす〉ということは,決して,単に〈見る〉ことではない。ハンソンN.R.Hanson(1924‐67)は《科学理論はいかにして生まれるかPatterns of Discovery》(1958)において,事実の〈理論負荷性theory‐ladeness〉を提案し,この点を強力に主張した。ある理論を前提にしてものを見るとき,初めて,ある事実が〈見える〉のであり,したがって,理論的前提が変化したとき(ハンソンはそれを心理学のゲシュタルト変換に模した),同じものを〈見て〉いても,〈見え方〉が変わって新しい事実が〈発見〉される,という側面が強調されたのである。…

※「《科学理論はいかにして生まれるか》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む