《科学的発見の現象学》(読み)かがくてきはっけんのげんしょうがく

世界大百科事典(旧版)内の《科学的発見の現象学》の言及

【発見】より

…ある理論を前提にしてものを見るとき,初めて,ある事実が〈見える〉のであり,したがって,理論的前提が変化したとき(ハンソンはそれを心理学のゲシュタルト変換に模した),同じものを〈見て〉いても,〈見え方〉が変わって新しい事実が〈発見〉される,という側面が強調されたのである。 こうした論点は,発見についての素朴な考え方の欠陥を補うものではあったが,ブラニガンA.Brannigan(1949‐ )が《科学的発見の現象学》(1981)で指摘するとおり,こうした認識論的・心理学的アプローチだけでは,発見と学習との区別がつかない。一人の個人が,新しいことを学ぶ際に起こっていることと,いわゆる発見とはいかにして区別されるか。…

※「《科学的発見の現象学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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