《租税について》(読み)そぜいについて

世界大百科事典(旧版)内の《租税について》の言及

【クセノフォン】より

…クセノフォンの2人の息子たちはスパルタで教育を受けたが,その中の一人グリュロスはマンティネイアの会戦(前362)でアテナイ側騎兵隊に加わって奮戦したが戦死,その追悼の碑詩には父クセノフォンの名誉をともに称えるものが多く作られたとアリストテレスは記している。クセノフォンの没年は不明であるが,《租税について》と題する彼の最晩年の著述は内容的に見て前355年,アテナイ第二海上同盟崩壊後の財政再建建策書となっている。 クセノフォンの著述は多分野にわたり膨大な量に及ぶが,若いころの師ソクラテスの教訓(《ソクラテスの思い出》),反民主主義的な政治理念,そして長じて実見したスパルタ人貴族に対する崇敬の念などが一つに融合した明確な人柄がうかがわれる。…

※「《租税について》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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