世界大百科事典(旧版)内の《秦士録》の言及
【長宗我部地検帳】より
…また,山間部には名体制の残存が強固であり,この期の土佐の後進性がうかがわれる。この〈主居〉の記載によって,郷村別の給人名を抽出列挙したのが《秦士録》(奥宮正明著)である。なお,在所を示す小字とまま見られる注書は,歴史学のみならず地名学,民俗学,国語学のほか,地理,動植物,地学等々の諸学研究にも益する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」