移動式海洋掘削装置(読み)いどうしきかいようくっさくそうち

世界大百科事典(旧版)内の移動式海洋掘削装置の言及

【海洋掘削】より

…したがって,すでに経済的に採収可能なだけの量の石油や天然ガスの存在が確認されている場合にのみ採用される方式で,探鉱段階の海洋掘削には適さない。このような場合には移動式海洋掘削装置が使用される。
[移動式海洋掘削装置]
 鋼構造のプラットホームの上に掘削機械や掘削用の資・機材,作業員とその居住に必要なあらゆる付帯設備を搭載したまま,海域部の遠く離れた掘削地点の間をそっくり移動できるもので,浮上式と接地式に大別される。…

※「移動式海洋掘削装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android