程君房(読み)ていくんぼう

世界大百科事典(旧版)内の程君房の言及

【墨】より

… 明代は製墨史上の黄金時代で,とくに万暦時代(1573‐1619)には,美術工芸が著しい発達を遂げ,墨も油煙墨に多くの逸品が作られた。墨匠では程君房,方于魯(ほううろ)が最も名高く,羅小華,汪中山らが出た。方于魯は自作の墨の図録すなわち墨譜として《方氏墨譜》を刊行し,程君房も《程氏墨苑》を著した。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」