稚貝保護水面(読み)ちがいほごすいめん

世界大百科事典(旧版)内の稚貝保護水面の言及

【増殖】より

…保護水面とは水産資源保護法に基づき農林水産大臣が指定した水域である。現在,天然種苗の確保を目的とした稚貝保護水面,自然産卵を促進するためのサケ・マス保護水面,産卵場の保全のためのアユ・ワカサギ保護水面,沿岸魚類の稚仔の生育場の保全のための藻場保護水面などが設けられており,それぞれの目的に合わせた処置がとられている。育成水面は種苗放流後も地先水面で生育するマダイ,クルマエビ,ガザミなどの放流効果を高めるために,放流後一定期間それらの漁獲を地元漁業者が自主的に規制する水域で,漁業協同組合などが都道府県知事の許可を受けて設定する。…

※「稚貝保護水面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む