穂落し伝説(読み)ほおとしでんせつ

世界大百科事典(旧版)内の穂落し伝説の言及

【ツル(鶴)】より

…餌をくちばしで空中にほうり上げて食べる習性があり,よく稲田におりて落穂をついばむためか,穀霊神的な要素が強い。鶴がくわえてきた稲穂から稲作が始まったとか,新品種が栽培されるようになったとかする穂落し伝説は広く分布している。そのため,鶴が舞いおりるのを瑞兆とみなして,茨城では,鶴は二千石見晴しの田でなければおりないと伝えている。…

※「穂落し伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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