世界大百科事典(旧版)内の空気充てんの言及
【採掘跡充てん(採掘跡充塡)】より
…充てん管には鉄管が用いられるが,屈曲部はとくに摩耗が激しいので,その部分にはクロム鋼やマンガン鋼が用いられ,さらに耐摩耗性の内張りをすることがある。空気充てんは,管内を流れる気流によって充てん材料を運ぶ方法で,流速,流量によって粒度,運搬量が異なってくる。気流の発生には1~4atmの圧縮空気を流出させ,管径150~200mm,充てん能力20~80m3/h,空気消費量は材料1m3当り自由空気で80~200m3,運搬距離は200~800mがふつうである。…
※「空気充てん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」