立川ローム層(読み)たちかわロームそう

最新 地学事典 「立川ローム層」の解説

たちかわロームそう
立川ローム層

Tachikawa Loam Formation

多摩川流域において関東ローム層を四分した場合の最上部層。更新世末期。古富士火山給源とするスコリア質の茶褐色無層理の風化火山灰層で,粘土鉱物では,粘土化の進んでいないアロフェンを主とする。模式地の武蔵野一帯では厚さ約3mで,中部に暗色帯を挟む。立川段丘では,この暗色帯より上の部分が段丘礫層整合に覆う。年代は4万~1万年前。江古田植物化石層は本層の異相

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の立川ローム層の言及

【古土壌】より

… 古土壌は地層を対比するための鍵層として利用されるだけでなく,その土壌型を同定することにより過去の自然環境を復元するための有効な手段となっている。日本の埋没古土壌の代表例として立川ローム層中にみられる2枚の暗色帯(黒バンド)があり,上方暗色帯は今から17000±400年前,下方暗色帯は今から24000±900年前という14C年代測定値が得られている。また日本の赤色土の大部分は更新世の高温期に生成した古土壌である。…

※「立川ローム層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む