立川ローム層(読み)たちかわろーむそう

世界大百科事典(旧版)内の立川ローム層の言及

【古土壌】より

… 古土壌は地層を対比するための鍵層として利用されるだけでなく,その土壌型を同定することにより過去の自然環境を復元するための有効な手段となっている。日本の埋没古土壌の代表例として立川ローム層中にみられる2枚の暗色帯(黒バンド)があり,上方暗色帯は今から17000±400年前,下方暗色帯は今から24000±900年前という14C年代測定値が得られている。また日本の赤色土の大部分は更新世の高温期に生成した古土壌である。…

※「立川ローム層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android