《立法について》(読み)りっぽうについて

世界大百科事典(旧版)内の《立法について》の言及

【マブリー】より

…理念的な平等社会を夢見るマブリーは,君主制の枠内にとどまる百科全書派(アンシクロペディスト)を嫌い,また私有と利潤を認める重農主義学派を批判して《経済哲学者に呈する疑念》(1768)を発表した。マブリーには神の定めた普遍的道徳律に対する揺るぎない信念があり,最も大胆な著作といわれる《立法についてDe la législation》(1776)の中では,私有財産を否定して,あらゆる財貨の共有制の上に築かれる共産社会を主張した。近代社会主義思想の先駆者の一人といわれている。…

※「《立法について》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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