世界大百科事典(旧版)内の立田川の言及
【竜田川】より
…上流部は生駒川,中流部は平群(へぐり)川と呼ばれる。《古今集》巻五に載る在原業平の歌〈千早ぶる神世もきかず竜田川から紅いに水くくるとは〉など古歌に詠まれた竜田川(立田川)は,合流してからの大和川本流をさすと考える説が有力である。付近には古代に大和と難波を結んだ竜田道が通じ,下流左岸には竜田神社(竜田新宮),吉田(きちでん)寺などがあり,竜田大橋を中心に紅葉の名所として知られる。…
※「立田川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」