世界大百科事典(旧版)内の竜王会の言及
【神智学】より
…この近代神智学運動は世界的規模に発展し,リードビーター,ベザント,ベイリーAlice Bailey(1880‐1949),R.シュタイナー,ティングリーKatherine Tingley(1847‐1929)等の有力な後継者を生んだが,1930年代以降は衰退した。しかし現在は秘教への関心の高まりを背景に活力を盛り返し,アディアル派(インド,ヨーロッパ),ポイント・ロマ派(アメリカ),ベイリー派に分立しつつあり,日本では三浦関造設立の竜王会が協会を代表している。その影響はA.シュワイツァー,ソロビヨフ,ベルジャーエフ,モンドリアン,カンディンスキー,スクリャービン,W.B.イェーツらの思想家,芸術家に,また日本では仏教諸派,教派神道,個人的には鈴木大拙,今東光,三浦関造,浅野和三郎,川端康成らに及んでいる。…
※「竜王会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」