竜門伝説(読み)りゅうもんでんせつ

世界大百科事典(旧版)内の竜門伝説の言及

【鯉幟】より

…安永年間(1772‐81)の川柳に〈五月雨が晴れると鯉のたけのぼり〉とある。鯉は中国の竜門伝説(黄河上流の竜門にのぼることのできた鯉は化して竜となるという)から立身出世の象徴とされ,最初小さな紙製のものが幟の麾(まねき)に用いられ,やがて吹流しにつくられて独立した。民俗学的には,神を招くための招代(おぎしろ)の変化したものともいう。…

※「竜門伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」