竹槍主義(読み)たけやりしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の竹槍主義の言及

【太平洋戦争】より

…国民学校は初等科6年と高等科2年から成り,その目的は〈皇国ノ道ニ則リテ初等普通教育ヲ施シ国民ノ基礎的錬成ヲ為ス〉(国民学校令第1条)ことにあった。教育内容では,《臣民の道》に示された日本主義国体論,皇国史観,戦争に役立つ科学などが幅をきかせ,教育方法も知識偏重の授業を排し,学校を〈少国民錬成の道場〉として儀式や学校行事を重んじるとともに,軍隊式の絶対服従論,竹槍で近代装備のアメリカ軍と戦うという非合理な竹槍主義,教師による多様な体罰などが教育の現場を支配するに至った。
[戦時下の抵抗運動]
 自主的な労働組合と農民組合は,大政翼賛会が結成され天皇制ファシズムが成立した1940年10月前後の時期までに官憲によって解散させられ,大半の労働者は大日本産業報国会(1940年11月23日結成。…

※「竹槍主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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