世界大百科事典(旧版)内の竹筒クラーレの言及
【クラーレ】より
…また,ツヅラフジ科のバリエラChondrodendron,アブータAbuta,テリトキシクムTelitoxicumなどの諸属や,クスノキ科のネクタンドラ属Nectandraの植物も同様に矢毒として利用される。オリノコ川流域産のものはつぼクラーレpot‐curareと呼ばれ,主としてストリクノス属植物から,ブラジル産のものは竹筒クラーレtube‐curareと呼ばれ,主としてツヅラフジ科植物から,またギアナ産,コロンビア産のものはヒョウタンクラーレcalabash‐curareと呼ばれ,ストリクノス属植物から得られたものとされている。それぞれ,ヒョウタンや竹筒,小型の壺などに入れて保存され,狩猟の際に矢の先に塗られる。…
※「竹筒クラーレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」