笑笑生(読み)しょうしょうせい

世界大百科事典(旧版)内の笑笑生の言及

【金瓶梅】より

…《金瓶梅》と同じ明代に成立した《三国演義》《水滸伝》《西遊記》は,いずれも民間の語り物演芸が発展し集大成されたものであるが,《金瓶梅》は一人の作者が読者を予想して書いたものと思われ,その意味においても,中国文学における物語の本質を変革させた重要な作品であるといえよう。作者は笑笑生と署名しているが不明。清代以降の通説では,嘉靖年間(1522‐66)の名士であった王世貞に擬せられていたが,1932年に1617年(万暦45)刊の《金瓶梅詞話》本が発見されるに及び王世貞説は否定された。…

※「笑笑生」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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