世界大百科事典(旧版)内の第三角法の言及
【画法幾何学】より
…このとき物体が,二つの投影面のつくる第1~第4象限のいずれに置かれるかによって,図2-bに示すような配置が得られるが,これらをそれぞれ第一~第四角法と名づける。このうち第一角法と第三角法では,図形の配置がそれぞれ逆になる。また第二角法と第四角法は,投影後に投影面を回転させたとき,両方の投影した図形が重なり合って見にくいので採用されない。…
【製図】より
… 正投影法では,1個の投影面によって得られる品物の面は1面だけであるので,互いに直角に交わる二つ,あるいはそれ以上の投影面を設け,それぞれに垂直な光線を当てて投影を行うのであるが,このとき品物を,直交する2投影面のいずれの場所(象限)に置くかによって,第一~第四角法の四通りの場合が生ずる。製図ではこのうちの第一角法,あるいは第三角法のいずれかを使用する。図2にこれらの両画法における図面の基準配置を示す。…
※「第三角法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」