世界大百科事典(旧版)内の第三音の言及
【和音】より
…楽音として音楽に用いられる音のなかで,異なった3個およびそれ以上の音が同時に響いたとき,これを和音(コード)という。2音のみの場合は音程というか,または和音のいずれかの音の省略と考える。したがって騒音が複雑に響いても,また電子音による〈ホワイト・ノイズ(白色雑音)〉(雑音)なども和音とはいわない。和音は,広義にはどの民族の音楽にも存在することになるが,狭義にはヨーロッパの芸術音楽のなかで発展してきたものを指す場合が多く,ここでもそれを中心に述べる。…
※「第三音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」