世界大百科事典(旧版)内の第二ニカエア会議の言及
【ニカエア公会議】より
…小アジアのニカエアNicaea(現,トルコ領イズニク)で開かれた2回のキリスト教公会議。第1ニカエア公会議は,第1回公会議にあたり,325年,ローマ皇帝コンスタンティヌス1世によって召集され,各地の主教318名(伝承による。実際には250名以下)が参加した。この会議はキリスト教公認後最初の全体的集会であり,キリスト教の勝利を祝う祝典の趣もあったが,本来の目的は教義問題,すなわちアリウスが提起した父なる神と子なるキリストの関係をめぐる論争の解決にあった。…
※「第二ニカエア会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」