世界大百科事典(旧版)内の第二戦線問題の言及
【第2次世界大戦】より
…通常,1939年9月1日ドイツのポーランド侵攻から45年9月2日の日本の降伏文書調印まで続けられた戦争は〈第2次世界大戦〉といわれる。この期間ドイツ,イタリア,日本の枢軸国側とイギリス,フランス,アメリカ,ソ連,中国などの連合国側とが,大西洋,ヨーロッパ,北アフリカ,そして太平洋,東アジアを主たる戦場として巨大な規模の戦争を展開した。この戦争は,(1)当時の大国のほとんどが戦争に参加したこと,(2)また当時の先進国の領土が戦場となったこと,(3)このため戦争により国際秩序が根底的に変化したことから,まさに〈世界大戦〉といえるものであった。…
※「第二戦線問題」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」