世界大百科事典(旧版)内の第二神殿の言及
【ユダヤ教】より
…古代オリエントに発生し,現在も約1500万人の信徒を擁する世界最古級の宗教。その信仰によると,ユダヤ教とは,唯一の神の啓示を受けた民族がたどった歴史の軌跡にほかならない。事実,ユダヤ教の教義は,民族史の中で生起した事件と関連して形成されてきた。したがって,まず民族史を語らずにユダヤ教を説明することはできない。
【歴史】
[古代イスラエル時代]
前2千年紀初頭に,神に選ばれたヘブライ人アブラハムが,カナン(のちのパレスティナ)へ移住したできごとによって,ユダヤ民族の前史は始まる。…
※「第二神殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」