第付(読み)だいつけ

世界大百科事典(旧版)内の第付の言及

【賭博】より

…最初は富札を買うことのできない極貧層の間ではじまったといわれ,公許の富突の当選番号を当てる賭博である。後に一般化してまんえんしたが,当り番号の正確な数ではなく,〈百番の台,二百番の台のおよその番数を定めて賭銭をしておく〉(《御仕置例類集,天保類集》)というもので,何百台の数に賭けるので〈第付〉,または〈題付〉と呼ばれた。 農村では〈宝引(ほうびき)〉が婦人の間でも行われ,講の集りの娯楽となった。…

※「第付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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