第1次生殖虫(読み)だいいちじせいしょくちゅう

世界大百科事典(旧版)内の第1次生殖虫の言及

【シロアリ(白蟻)】より

…アリやミツバチでは1回の交尾で十分な精液を雌は蓄えるが,シロアリの雌にはその能力がないのでつねに雄といっしょに生活している。群飛後,対になった有翅虫(羽アリ)(イラスト,イラスト)の雌雄を生殖虫,または第1次生殖虫と呼び,胸部に翅の基部が残っている。高等なシロアリほど女王の腹部は卵巣の発達で肥大し,タイワンシロアリでは6cm以上にもなるが,下等なシロアリでは肥大は少ない。…

※「第1次生殖虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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