世界大百科事典(旧版)内の第2次農業革命の言及
【エンクロージャー】より
…土地の周囲を生垣,石垣,土手等で囲い込むこと,あるいは囲込み地のことをさし,単に〈囲込み〉ともよぶ。開放耕地制度下における共同体的土地所有・利用(共同耕作,共同採草,共同放牧等)を廃止し,土地の私的所有,個人的利用を実現するために行われたものであり,イギリス農業の近代化にとってきわめて重要な役割を果たした。なかでも重要なのは,16世紀の〈第1次エンクロージャー〉と18世紀後半から19世紀前半にかけての〈第2次エンクロージャー〉である。…
※「第2次農業革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」