世界大百科事典(旧版)内の第5脳神経の言及
【三叉神経】より
…第5脳神経ともよばれ,頭顔部の皮膚,歯髄,口腔粘膜,舌の前方2/3の領域の粘膜,鼻腔粘膜,眼球や眼瞼の結膜,角膜,外耳道や鼓膜の一部などからの表在性感覚(触覚,痛覚,温度覚。なお,ハブにある赤外線をとらえる孔器pit organには三叉神経が密に分布している)のほか,表情筋・咀嚼(そしやく)筋・外眼筋・舌筋などからの筋肉の感覚や,歯根膜・顎関節などからの深部感覚を脳に伝達する感覚神経である。…
※「第5脳神経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」