世界大百科事典(旧版)内の第78議会の言及
【帝国議会】より
…こうして,1940年末からの第76議会は議会史上はじめて無党無派で運営され,貴衆両院ともに国務大臣への質問をとりやめ,政府提出の全法案を可決するという異例の議会となった。41年12月8日に太平洋戦争に突入し,その直後の第78議会では貴衆両院は陸海軍に対する感謝決議を行い,2日間の会期で28億円にのぼる軍事費を可決し,言論出版集会結社等臨時取締法などの法案を成立させた。翌42年には1年間延期されていた総選挙が行われることになり,翼賛政治体制協議会は推薦候補者を決め,4月の選挙では381名の当選者を出した。…
※「第78議会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」