世界大百科事典(旧版)内の笹巻餅の言及
【端午】より
…印地打をはじめ各種の競争は,この日を男児の節供として強く印象づけるものであった。 この日の食物としては,赤飯のほか柏餅や粽を作る所が全国的に多いが,東北地方には,餅や蒸した糯米(もちごめ)を笹の葉で包んだ笹巻餅を作る所が多い。朴の葉に飯を盛ったり餅を包む所もあり,ハレの日の食品を木の葉に入れることは,古い食器の形態を示すものであろうか。…
※「笹巻餅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」