世界大百科事典(旧版)内の等深線流の言及
【運搬作用】より
…堆積物重力流によって運搬・堆積したとみられる堆積物は地質時代にも非常に多く,フリッシュと呼ばれる地層はタービダイトによって特徴づけられている。
[底層流]
波浪作用の限界である水深200mよりも深い海洋底でも,等深線に沿って流れる底層流または等深線流contour currentによる運搬作用が知られている。この流れの平均流速は毎秒数cmから数十cmに及び,細粒物質を十分浸食,運搬することができる。…
※「等深線流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」